3/17週まとめ
相場で食らいすぎたので逃避旅行に出かけておりました笑
先週は-50万近く食らうひどい週でござった...
同時にネオモバイル証券解約分の45万円を入金したのでPFは今週末に整えます。
〇買い
・三菱UFJ 300株
・三井住友銀行 100株
先日書いた記事の通り今回のSVB破綻には国内メガバンは影響なしと思い追加購入。一方で短期的には長期金利の上昇期待が停滞し、値上がりしにくいようにも思う。
・ビジョナル 100株
決算後大幅下落に伴い購入。成長の減速みられず、日本はこれから本格的労働人材不足に苛まれると思われ、人材系の会社は強いと考える。既に2%以上含み損。
製造業DX事業の会社。特別何がという理由は無いが、当座は長期金利が低下する市場となるためキャッシュがあり比較的フェアバリューなグロース株を持っておきたかったので。
・シンクロフード 200株 買い増し
・ライザップ 500株
優待目的と、チョコザップ事業のカタリストが一応あり
・日本郵船 100株売り増し
これで300株ショート。チャート的にもファンダメンタルズ的にもいよいよ終わりつつあるように思う。
〇売り
無し
〇方針
残り3日しかないのであまり積極的に売り買いはしない可能性高い。
もちろんFOMCの内容次第ではPF調整するが、0.25%の利上げはほぼ確定で、あとはターミナルレートをどうするかでしょう。利上げ停止はともかく利下げへの言及はなさそう。
先週はボコボコにやられたので今週はリバってください...
日本の銀行株について
はじめに、これはポジショントークを多分に含む内容です。
現時点で私はメガバンク、地銀のポジションをもっておりますので、以下に書く内容は自身のポジションを持つ根拠を書くものです。
本日も銀行、その他金融株がバカスカ売られました。
発端はご存知の通り米国地銀の取り付け騒ぎによる破綻から起因するリーマンショックの如き金融システミックリスク警戒からくる不安による売りです。
今回の騒動におけるリスクとは
①利上げによる米国債価値の棄損
②投資先ハイテク企業が金利高で経営が苦しい
③なんだかよくわからないけど銀行が爆発しそう
以上3点な訳ですが、なぜ日本の金融株がさがってるかといえば③です。
なぜなら日本の銀行株の外債含み損については既に織り込んでいますし、カリフォルニアのテック企業への投資も行っていないのに下がる理由は「なんとなく不安」以外の何物でもないからです。
直近米国の10年債利回り低下した事に追従して日本の10年債利回りも低下しているため、YCC解除期待で10年債利回りが上がり業績向上を見込んでいた投資主体がシナリオ変更で売っている説もありますが、この10年債利回り低下は一時的な現象だと私は考えます。
当たり前のことですが米国と日本ではまるっきり状況が違います。米国は物価高を背景に急速な利上げを行い、現在は5%に迫る水準ですが、日本は昨年ようやくYCCを緩める10年債利回りのレンジをプラマイ0.5%に引き上げたばかりです。端的に言えば米国はこれから利下げへ、日本はこれから長い時間をかけて利上げを行っていくという真逆のフェーズになります。銀行は短期金利で借り、長期金利で貸付を行うことが一般的ですので利上げ局面では業績が向上するのが通例です。ついては日本の銀行株(特にメガバンク3社)はこれからが花盛りというストーリーでここまで進んできたのに「なんかわからないけど不安...リーマンショック再来」というふんわり食感で爆下げしている訳です。
もちろん現時点で見えていないホームラン級の悪材料が出てくる可能性が全くないとは言い切れません。でも恐らく高確率で日本の銀行株には悪材料になりえない現象でここまで下げているのはクレイジーとしか思えません。私自身どこまでの下げがあるのか見通しが立たないため積極的買い増しはしていませんが、どう考えても押し目買いの好機だと理性的には考えます。
三菱UFJの積極的な外債リスクが怖いなら比較的国内の商業に強い三井住友FGが良いでしょう。いまや配当利回りが4.39%まで戻ってきました。これはゆうちょ銀行の利回りと大差ありません。
いずれにしても将来的な破壊的リスクの可能性は微粒子レベルで存在しますが、今週の日本の銀行株の下落はめちゃくちゃ過ぎると思い書かせて頂きました。
様子見ながらメガバンク買い増します。
2023年3月10日週まとめとやや長めに所見
今週収支は+133,841。
今週はドル建て債券買った関係でロボフォリオの表記がおかしいので画像無し。
債券表示されないなら次週から証券会社の画面コピペにしますか...
さて、今週は激動の週でしたね。
先週から荒れるかなとは思ってましたがトリガーが日銀ではなくシリコンバレーバンクの取り付け騒ぎからの破綻という斜め上のニュースから。さすがに木曜までがん上がりだったため木曜日にはポジション縮小していたわけですが、結果的に金曜日に銀行株でぶん殴られたという結果に笑
〇買い
・三菱FUJドル建て社債(10年) 5000ドル分
・アマゾン・ドット・コム 2051/5/12満期ドル建て社債 5000ドル分
・日本郵船ショート100株
今回100万円以上のドル建て債券ポジションを持ちました。理由は以下の通り。
・アメリカのリセッション傾向が見え始め、利上げの天井が見えそう
・高利回りかつ高い格付のドル建て債が販売されている
・ドル円が比較的安定的レンジにあるように感じる
つまりリスクリワードの点から中長期では勝率が高いと考えたためです。
実際に今回の騒動で金利は低下傾向で、次回0.5%の利上げも怪しくなったように思います。私自身ドル建て債券買うのは初めてなのでどうなるかわかりませんが笑
次に海運株の売りですが、金曜日に日本郵船の中期経営計画が出ました。
予想通り配当性向30%への引き上げと自社株買いが発表されましたが、一部で言われていたDOE(株式資本配当率)を基準にした還元等は無く、カタリスト出尽くしでの下落。
これにより来期の配当は3~4%程度になると考えられ、素直にショートを打診で入れてみた訳です。海運株のショートはもう少し大きくポジションを持とうと考えておりますので、3月末の権利落ち前後を意識してポジション増やしたいと考えています。
懸念としては空売りの割合が非常に多いため、一方通行の下落は中々起きにくそうなことですね。
〇売り
・大塚HD 100株(売り切り)
1週間である程度の利益を得たため利確。NISAランキングにも出ていたのであまり需給よくなさそうな感じもしましたので。
・ユーザーローカル 100株
上げが一服した感じもあり半分利確。
・昭和電線 100株(売り切り)
目立った理由もなくじりじりと30%も上がったので利確。
電線関係は国策の大規模工事思惑あるのでまたエントリーしたい。
いずれも期待値終了というよりはポジション縮小のための利確ですね。
〇方針
月曜は下落からのスタートで、保有している三菱UFJ等の銀行株は引き続き殴られそうです。ですが、今回の問題の本質はアメリカ国内での債券含み損とスタートアップの資金ショートのはずです。こと日本の銀行株については外債の含み損は基本的には3Qまでに終わった話だと思っておりますので、追加のネガティブ材料とは考えません。今後連鎖的ネガティブ要因がでてくる可能性もあるため暫く弱含む可能性が高いですが、一方でYCC撤廃期待のカタリストは続くため中長期では全然持てると私は思います。
買うなら三菱UFJか三井住友でオッケーでしょうね。
それ以外のセクターは安い物は拾う、バリュエーション高いぼろ株はヘッジでショートするって感じですかね。
2023年0303週まとめ
今週収支は+99,689
今週は比較的グロースが強かった印象。手持ちでもシンプレクス、ユーザーローカルあたりが強かった。日経平均も上抜けの様相で来週の日銀次第では暫く安定的な上昇がきたいできるやも。
〇買い
・シンクロフード 200株
飲食業に特化した求人等支援サービスの会社。
今後本格的な飲食の戻り需要に対する業績向上を期待。高い利益率、売上成長率の割にはPER22と比較的安い。更に下値を掘るなら買い増し方針。
・大塚HD 100株
金曜日に大株主のブロックトレードで大幅下落。ファンダメンタルズ的な要因での下落ではなく、PER13.6、PBR0.7かつ配当利回り2.54%と割安さ目立つためエントリー。あまりに弱いなら撤退も検討。
・ヤマウHD 100株
九州地盤のコンクリート2次製品メーカーで時価総額69.8億と超小型。
購入理由は還元性向を30%に変更し高配当株となったため。また、値上げに伴う利益率向上の考えられるため中期的視野で打診買い。
・川崎汽船 100株売り
買いポジション増加に伴うヘッジのショート。コンテナ運賃も下落が続き、来期の業績、配当共にかなり厳しいと考える。
〇売り
無し
〇方針
何と言っても日銀政策決定会合があり、黒田総裁の最後っ屁でYCC解除の可能性があるのかどうか。もし解除なら保有の銀行株をある程度利確検討、解除なければ中長期的にYCC解除カタリストが続くため銀行系銘柄は持ちやすくなると考える。
さらに3/10には日本郵船の中期経営計画が出る予定。恐らく還元性向の変更があると思われ、内容見極めて海運セクターのショート可否検討する。
2023年2月24日週まとめ
今週収支は+19,293
横横で変動少ない週。仕事が忙しかったせいもあり、凪の週でした。
〇買い
・大阪瓦斯
東京ガスが還元性向引き下げがあり下げましたが、還元は来期も一定程度期待できる。さらに大阪瓦斯は次のQから値上げ効果が出るので出遅れと考え購入
・タイヤショート
住友ゴム、横浜ゴムを各1枚ショート。ヘッジで良いセクター思い浮かばず適当にショート。
〇売り
無し
〇来週の方針
アメリカPCEがサプライズ的に高い結果に。こうなると拙速な利下げは無く金利は年内高止まりか。円安傾向+資源価格は低下傾向のため製造業にはポジティブ?
日銀総裁の所信表明演説はノーサプライズ。YCCの撤廃しつつも緩和姿勢は継続か。
先週も買いリバ期待の銘柄の話。
とりあえず大阪瓦斯は打診買い、電力セクターは政治介入で一般世帯の値上げが延期?保有の九州電力にはややネガティブも資源価格ピークアウトも主眼として買ったためあまり視線は変わっていない。紙パルプは日本製紙がかなり上がっている。やはり底打ち狙いの買いの勢いが強い。このセクターも1枚くらい買おうかな...
2023年2月17日週のまとめ
今週収支は+138,696
主要因はインバウンド関係であるPPIH、恐らくchatGPT関連と連想されたユーザーローカルが強かったこと。失敗は保守的決算発表で利確したアサヒGHがその後強く推移したこと。
〇買い
無し
〇売り
・アサヒGH
前述の通り。もし反落する場面あるなら再検討
・ゴム会社ショート
住友ゴムが比較的強いガイダンスで株価上昇したため決済
〇来週の方針
マクロイベントはFOMC議事要旨の発表で今後の利上げに関する内容が発表されるか否か。日本は決算シーズンも終わり、決算後反応を鑑みて来期ガイダンス等を予想しつつ安い物は拾っていく所存。米株投資はウエイトがかなり低いため雑にしかみていないが、ドル資金が放置されているので何かしらエントリー先検討したい。
来期のリバーサル期待のセクターを考えたい。
既にエントリーしているのは電力、食品関係。何れもエネルギー、コモディティー価格ピークアウトに伴い来期は回復傾向にあると考えエントリーしている。
それ以外のセクターではガス、紙パルプ、セメント等のセクターが考えられる。
ガスについては既に東京ガスが爆上げ、一方で大阪瓦斯はフリーポート関係の出資先自己によるマイナスで出遅れている。来期の回復、株主還元を考えれば買っても良い水準かもしれない。紙パルプなら王子製紙がベター?決算見る限りまだ底が見えていない印象。セメントについてもまだまだ辛そう。
20230210週のまとめ
今週収支は+104,206。
今週も引き続き決算が多い週だった。
決済チャレンジをしたのは先週述べた東リとヤマックス。
結果はどちらもほぼ無風といってよい反応だったため早期に決済。
また、海運株のショートを全て決済。3月上旬の日本郵船還元性向変更思惑を確認し再度のエントリー検討。狙うべきは来期還元が難しいと思われる川崎汽船が一番か。
〇買い
・ユーザーローカル
買い増し、決算無事通過でチャートの形も良く、AI・チャットと流行りのテーマでもあるため買い増し。現状がフェアバリューとも見えるので今後の安定成長に期待。
・リゾートトラスト
買い増し、3Q決算でコスト増にて極端に下落したため買い増し。
来期売上ガイダンス増への布石程度にしか思わないため、下がりすぎとして買い。
・九州電力
新規エントリー。石炭、LNG価格がピークアウトしたと考え、下期無配も踏まえて悪材料出尽くしと判断。民間向け値上げを行わないのはキツイが原発稼働も再開しており長期では安い株価水準と考える。
ゴム会社は今期かなり厳しくなると聞きショート。来週の決算で見極め。
〇売り
・海運株 上記の通りショート決済
〇来週の方針
日銀総裁人事がほぼ決定。第一印象は「誰やねん」
諸々の情報勘案するに、ニュートラルな思想の方である可能性が高い。
極端な引締めは可能性が低くなったが、10年債金利幅の再度変更、短期マイナス金利撤廃、YCC撤廃等は遅かれ早かれ行われると思う。
判断基準は来期の賃上げになる。春以降に賃金上昇が見られれば日本株にとってもフェーバーな状況になり、金融政策も柔軟に変更できるのでは。逆に賃金上昇が見られない状況が続けば適温の緩和状況が続く。
海外を含めた週明けの反応をみつつ、個別の決算等みながら頑張ります。